ブルーデイジー
2015年4月20日 / ☆院長のブログ
| 受付時間 | [月・金] [火・水・土] [日・祝] |
9:00~12:00/15:30~19:00 9:00~12:00/15:30~18:00 9:00~12:00 *木曜・祝日休診 |
|---|
2015年4月15日 / ☆小鳥の病気
副鼻腔炎は鼻腔と眼の間の空洞(副鼻腔)におきた炎症です。
原因
ビタミンAの不足や免疫力の低下によって、副鼻腔内に細菌、ウイルス、クラミジアや寄生虫が感染して起こります。
症状
クシャミ、鼻汁で発見されることが多いですが、他に鼻閉、流涙、結膜炎がみられます。病状が進行すると、副鼻腔内に膿が貯留し、目が突出したり顔面が腫(は)れることがあります。鼻閉があるとテールボビングがみられる場合があります。
写真:重度の副鼻腔炎で眼周囲が腫脹したオカメインコ。
上部には膿瘍が形成されている。
診断
上記の症状に併せて、鼻腔(副鼻腔)洗浄液の培養や遺伝子検査を行って、病原体を検索します。寄生虫(トリコモナス)感染が原因の場合は、そのう液の検査で診断が可能です。
治療
検査結果によって、抗菌剤や抗真菌剤を注射、内服または局所投与します。原因がはっきりしない場合にはこれらの薬剤を試験的に投与することがあります。副鼻腔内に膿や壊死産物が貯留している場合には切開してこれらを除去し洗浄を行います。トリコモナス感染が原因の場合には抗原虫薬を投与します。
©みやぎ小鳥のクリニック
*本解説は、下記の参考文献および当院での実績を基に構成・編集したもので す。出典表記のない図、写真はすべて当院オリジナルです。
【参考文献】
・小嶋篤史著「コンパニオンバードの病気百科」(誠文堂新光社)
・海老沢和荘著「実践的な鳥の臨床」NJK2002-2007(ピージェイシー)
・Harrison-Lightfoot著「Clinical Avian Medicine VolumeⅠ-Ⅱ」
2015年3月24日 / ☆小鳥の病気
鼻汁、くしゃみを主な症状とする鼻腔粘膜の炎症です。
原因
鼻炎の原因は実にさまざまです。飼い鳥の鼻炎の原因で多いのは細菌感染で、マイコプラズマ、クラミジア、真菌の感染による鼻炎がもしばしば発生します。感染症以外では、異物や刺激物の吸引、腫瘍、アレルギーが考えられます。
症状
鼻炎の鳥に最もよくみられる症状はクシャミです。 これはご家族が気づきやすい症状ということもあって、鼻炎で来院する鳥の多くが示している症状です。しかし、鳥たちは健康でも日常的にクシャミをする習性があるために、その見極めをしっかりする必要があります。 クシャミ以外の症状としては、鼻汁、鼻閉や鼻孔周囲の腫(は)れなどがみられます。また、鼻閉のためにテールボビング等の呼吸困難症状がみられることがあります。
診断
クシャミや鼻汁など鼻炎を疑う症状があり、鼻汁中や鼻腔洗浄液に炎症性白血球が多数みられる時には鼻炎と診断されます。原因を特定するために細菌培養や遺伝子検査を行うことがあります。
治療
治療は原因によって異なりますが、一般的には抗菌剤の投与から始めます。鼻汁や鼻腔洗浄液を培養して原因細菌を検出したり、薬剤感受性検査で使用薬剤を決定します。抗菌剤の投与で効果がみられない時は、真菌感染を疑って抗真菌剤を試験的に投与することがあります。投薬の効果が十分でない時は鼻腔洗浄が効果的な場合があります。
©みやぎ小鳥のクリニック
*本解説は、下記の参考文献および当院での実績を基に構成・編集したもので す。出典表記のない図、写真はすべて当院オリジナルです。
【参考文献】
・小嶋篤史著「コンパニオンバードの病気百科」(誠文堂新光社)
・海老沢和荘著「実践的な鳥の臨床」NJK2002-2007(ピージェイシー)
・Harrison-Lightfoot著「Clinical Avian Medicine VolumeⅠ-Ⅱ」