その体の小ささゆえに、小鳥は病気になると体力の消耗が早く、治療が遅れれば落鳥してしまう可能性があります。
犬や猫のように、症状が出てから病院に行くということでは、病気の発見が遅れたり、治癒困難となりかねません。
小鳥を長く飼うには、日常の健康管理と定期的な健康診断が不可欠です。病気にならないような飼い方と、早期発
見・早期治療、これが最も大切です。
- 初回健診
- : お迎えした日 一般健康診断(下表参照)
- 2回目健診
- : 初回健診の1週間後
- 4歳齢まで
- : 半年ごとの健診が理想です
- 5歳以降
- : 上記健診に血液検査や、レントゲン検査を追加して病気の早期発見に努めます。
その小鳥の年齢や食事、生活環境を考慮し、その時に必要と思われる健診内容を獣医師が提示いたします。
診断名 | 料金 | 検査内容 |
---|---|---|
一般健康診断 | 2,400円 (初診時:2,800円) |
身体検査(体重、栄養状態、食事内容、飼育環境、羽毛・皮膚、蝋膜、 鼻孔、目、口腔脚、総排泄口)、糞便検査、そのう検査 |
オーム病クラミジア または PBFD感染検査 |
いずれか:6,800円 両方:10,000円 |
精度の高いDNA検査。外注のため結果まで約2週間要します。 (治療等で決断を急ぐ場合には520円追加で迅速検査が可能です。) |
血液検査 | 6,000円 | 首の静脈より微量の血液で可能なため、ほとんど身体への負担があり ません。身体検査ではわからない内科機能の異常が見つかります。 |
レントゲン検査 | 4,300円 | 体内臓器の大きさや形、位置を確認します。 個体にも体への負担がほとんどなく検査が可能です。 |
上記以外の オプション検査 |
各種感染症遺伝子検査(ポリオーマ、BFD、マイコプラズマ、サルモネラ、カンジダ、 アスペルギルス、クリプトコッカス、好酸菌など) |
※上記金額は税別表記です。
健康診断希望の場合は、ケージを3日ほど掃除をしない状態で来院ください。
来院時に希望の検査内容をお知らせください。